一応栞シナリオからの分岐として考えて下さい
しかし祐一は告白していないです、






KAIEI・SYJYO









・・・・・・・あたしに妹なんていないわ・・・・・・










            奇跡って、起こらないから奇跡って言うのよ・・・・










                           あの子はいったい何の為に産まれてきたの?・・・・・・・・







一度目の出会いは偶然、二度目、中庭での出会いは必然、・・・俺はそう考えていた・・・








しかし運命はその少女の姉との出会いであったと今は想う・・・・











           心の弱さ故の虚勢、崩壊寸前だったその心を救った時、俺はその娘を好きな自分に気付いた・・・・



                    いや、はじめて会った時にすでに一目惚れだったのだろう・・・



                           だから同じ眼をしたあの子が気になったのだろう・・・・・・












震える華奢な体を、俺は抱きしめ
そして、涙を流す香里の頬をそっと触れて、俺はKISSをしていた。

「・・・・なんで?」
「初めて会った時から悲しい眼をした香里に惹かれていた。じゃ駄目か?」
「いいの?こんなあたしで・・・んんっ」
「んっ・・・・俺が香里の苦しみも悲しみもすべて受け止めてあげるよ。」

泣きやまない香里の手を繋ぎ、部屋に戻った俺達は

「了承」

の言葉で迎えられた。




「We Wish You A Happy Time」













夕べ降っていた雪も止み、穏やかな朝日が部屋に射し込んだ朝。

「朝〜朝だよ〜・・・・」

いつもと同じ朝、俺は目覚ましを止め起き・・・・起き・・・・・・起き・・・・・起きれない・・・

「ん・・・」

動けないワケだ、隣に香里がしがみついているのだから・・・・・・・・かおり?????
そうだ・・・夕べ泣きやまない香里を連れて来たんだった・・・・で、そのまま・・・・

「お〜い、香里、そろそろ起きないか?」

安心したのか、穏やかな寝顔を眺めつつ、俺は声を掛けた

「ん・・・・あ・・・おはよ・・・相沢君・・・って?あたしなぜここに・・・」

思い出したのか、瞬間湯沸かし器の様に一気に真っ赤になる香里、か・・・可愛い・・・

「俺は名雪を起こして来るからその間に服着とけよ。」

さっさと着替えた俺は、シーツにくるまって少しぼ〜っとしている香里に優しく声を掛けた
朝日の中、シーツにくるまり髪を掻き上げる仕草・・・・漢の浪漫を感じる・・・

「・・・馬鹿・・・」

恥ずかしげに返事をする香里をあとに、俺は名雪の部屋に入り、慣れた手付きで目覚ましを止める。

「おきろ〜」
「く〜〜〜〜〜」

駄目か・・・いつもの事だが一回で起きるハズもなく「うにょ」「地震だお〜」「けろぴ〜」などの声を出し
俺の攻撃にも起きる気配は無く時間は過ぎていた。

「大変ね。」

少しよれた制服を身にまとい、後ろから香里が顔を出す、

「やってみる?」
「そうね・・・たまにはいいかも。」

ごすっ

「・・・・・・・・」

脳天に肘・・・痛いぞこれは・・・

「ちょ・・・ちょっとやりすぎたかしら・・・」
「まだ起きないのが名雪らしい・・・・」
「どうする?祐一・・・」
「秋子さんに任せるか。」

起こすどころか完全に撃沈した名雪をほっといて、俺は香里を家まで送って行った。

「俺はこのまま学校に行くけど、香里はどうする?」
「あたしは休むわ、誰かさんのせいで腰ががたがただから。」
「うぐぅ・・・」

そういえば、少し足取りががに股に・・・と思った瞬間腕を香里に抓られた
黙って俺の腕を抓る香里の目は「痛かったんだからね。」と無言で訴えていた
後半喜んでいたくせに・・・と考えればさらに抓られた・・・

「祐一、あたしはもう大丈夫だから・・・ね、それに栞とちゃんと話しておかないと・・・」
「・・・解った、今日はしっかり休んでおけよ・・・・んっ」
「んんっ・・・はふ・・・・解ったわ。」

香里とキスを交わしたあと、俺はいつもと違うルートで通学した。う〜ん新鮮だ〜
名雪は堂々と2時間目が終わった頃に登校した、結局秋子さんでも無理だったか・・・

「う〜、酷いよ祐一〜〜〜〜」
「あ、スマン、スマン、起こすの忘れてたよ。」
「イチゴサンデー・・・・」
「ん?」
「イチゴサンデー3個、でないとお茶碗一杯の山葵にすり下ろし山葵のおかずに山葵のみそ汁。」
「断る。」
「え??」
「こっちに来てからそういう脅しでもうすでに6万は使っているんだ。」
「あ・・・」
「そう言うのだったらもう家では食べない。」

ちょっと冷たかったかな?でも少し強硬に行かないと名雪は早く起きようとしないだろうし・・・

「そうね、ちょっと冷たかったわね。」
「あ〜香里〜香里も今登校?」

休むと言っていた香里が学校に来た、ってことは栞と話が付いたのかな?

「そうよ、祐一。」
「なんか、無視されてる〜・・・」

・・・うぐう・・・又考えてることを読んで答える・・・

「いつもの事だけど、声に出していたわよ、祐一。」
「しまった・・・そうなのか・・・」
「う〜、私だけ仲間はずれ〜」

とと、そうだ、名雪をフォローしておかないと・・・

「一個だったらおごってやってもいいぞ。」

豪快に暗い顔をして落ち込む名雪にそう声をかけると、簡単に復活した、
単純だな、名雪は・・・

「名雪も祐一の内申書に遅刻回数で不利にしたくなかったら、早くおきなさいよ。」
「努力はしてるんだよ〜・・・・・・??そういえば、香里・・・祐一のことを名前で・・・」
「彼女なんだから当然でしょ?」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

名雪・・・そりゃ驚くだろうな・・・そんなそぶり見せなかったし。
さらに、俺の後ろの席にいるヤツは一瞬で灰になっていたが
名前すら思い出せんヤツはほっとこう。

「誰が?」
「あたしが。」
「誰と?」
「祐一と。」
「いつ?」
「夕べ。」
「どうして?」
「告白されたから。」
「誰が?」
「あたしが。」
「誰に?」
「祐一に。」
「いつ?」
「夕べ。」
「何処で?」
「公園で。」
「どうして?」
「了承したから。」
「誰が?」
「あたしが」
「誰に?」
「祐一に。」

そろそろ止めるべきだろうな・・・

「「
解ってるなら止めてよ!!!!」」

クラスの男連中と名雪の問い詰めをかわし、放課後俺は香里と栞の誕生日までどう過ごすかを相談した。

キーワードは「残りの時間を普通の女の子と して過ごさせてあげたい」


でもって・・・・・










「寒い・・・・何故こんなに寒い中、アイスを食わないといけないのだ・・・」」

中庭、おれはバニラアイスを食べながらぼやいた。

「おいしいですよっ」

家庭用の大サイズのバニラアイスをすでに2つ食べ、3つ目をたべている栞はにこやかに答える

「ちょ、ちょっと、あたしも我慢してるんだからよけいに寒くなるような事言わないでよ・・・」

俺の左隣でいっしょにアイスを食べている香里も多少ふるえながら言うが目は楽しげだ、
何か考えているな・・・

「秘密」
「ぐ・・・あの・・」
「秘密」
「くはぁ〜気になる・・・・」

怪しい・・・

「祐一っ」
「あ?」

 ぱく

「あ〜〜〜お姉ちゃん、ずるいですぅ〜〜〜〜」

香里は自分のスプーンでアイスを俺の口に放り込んだ
しかし自分でもけっこう恥ずかしかったのか真っ赤だ・・・

「あら〜栞もやりたいんだ〜」
「えぅ〜、そんな事言うお姉ちゃん嫌いですぅ〜」
「しないの?」
「う・・・祐一さん・・・あの・・・」
「香里、」
「いいのよ祐一、寛容な姉ってのも魅力でしょ?(はぁと)」
「えぅ〜、らぶらぶしないでください〜。」

結局、昼休みの時間いっぱい二人にアイスを詰め込まれた、当然香里にはやり返したけどね。
放課後は残念ながら、香里の部活の手伝いにかり出され、栞と一緒に帰ることは出来なかった、
香里も帰るのが遅くなってしまうから俺を引っ張り込んだのだろう。




朝、今日は目覚ましよりも早く眼が醒めた。

「朝よ、あ・さ、朝ご飯食べて、学校行かないと遅刻するわよ・・・ちゅ!」

香里の声だ、いつのまに・・・なんか照れるぞこれは・・・
名雪の口にじゃむを押し込み一階に下りる

「あら、今日は早いのですね、まだ7時ですよ。」
「おはようございます、秋子さん、一緒に登校する約束があるので。」
「そうですか、あ、朝ご飯はこれを、」

でん、と置かれたトーストにはすでにおれんじのじゃむが・・・・

「名雪も食べたのだから、祐一さんも食べないとね。」

うぐぅ・・・・・



目眩がする中、おれは美坂家に向かい、門の前で待つ、

「栞〜行くわよ〜」
「えぅ〜、お姉ちゃん待って下さい〜」

どこの家でも似たようなパターンなのだろうか・・・

「香里、おはよう。」
「え?・・・あ、祐一?どうしたの?」
「どうしたの?って、香里を迎えに来たんだよ、さ、朝の挨拶。」

俺は香里を引き寄せると、軽くキスをした

「お待たせです〜お姉ちゃ・・・・・・」
「「「あ、」」」
「そ・・・そんな事朝からしてるお姉ちゃんなんて嫌いです〜〜〜〜〜〜〜〜」

びゅびゅ〜んという効果音が合いそうなダッシュで栞は走って行く、病気じゃなかったのか?(汗)

「・・・あたしだけ?・・・」
「と、とにかく追うぞ、香里!」
「ちょっとぉ〜〜・・・」

手を繋ぎ二人で栞を追って走る、登校時走ることからは免れないのか・・・
ふと見ると香里もそう思ったのか笑っていた。
いままで香里と合流していたポイントでどうにか栞を捕まえる。

「えぅ〜、お姉ちゃん酷いですぅ〜・・えぐっ」

泣いている栞を俺がなだめようとした時、香里は・・・

「ちょっと、し・お・り・・・」

その手の中にあったものを奪い取った。
目薬・・・・

「栞、漫画やドラマや他のSS作家さん達に使い古された手はやめなさい。」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「あははははは〜っ」

佐祐理笑いで逃げる栞

「待ちなさい!こんな手であたしの祐一を騙そうなんて!!・・・」

あ〜あ、香里も追いかけて行っちゃったよ・・・・
でもこれが仲の良い姉妹の登校風景なのかな?




「はぁ〜朝から疲れたわ・・・」
「楽しく無かったか?」
「・・・・・・楽しかった・・・・」

照れてる香里って可愛いな・・・

「口に出して言わないでよ、恥ずかしい・・・」
「ぐはぁ・・・・」

良く使われるネタだ、そろそろやめておこうかな・・・

「無理ね、ソレがあるから最低限祐一と思ってもらえるのだから。」
「あぅ〜・・・・作者を恨むぞ・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「よっしゃ〜!昼だぞ〜」
「何叫んでいるのよ。」
「たまには自分から言わないとな。」
「はぁ〜・・・・」
「と、言うわけで今日は学食に行くぞ、香里。」
「え〜私には言ってくれないの〜」

完全に寝ていたハズの名雪が起きている・・・

「おっと、忘れてた、行くぞ名雪、陸上部を生かして席を確保して置いてくれ。」
「う〜ひどいよ〜、ま、いっか〜行くだお〜・・・・・」
「いい席を期待する。」
「お〜!いっちごっ〜いっちごっ〜!」

お〜早い早い、さて俺も・・・

「待って、祐一。」
「ん?何で?」
「今朝ね、栞がお弁当を作ったのよ・・・」
「へ?そうなのか?朝持って無かったような・・・」
「行けば解るわ、中庭で待ってるって。」
「じゃあ行くか・・・あ、名雪どうしよ・・・」
「七瀬さん、斉藤君、お願い、学食で名雪につきあってあげて?」
「しょうが無いわね。」
「お願いね〜・・・これでOKよ、祐一。」
「いいのか?これで・・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「栞・・・この5重の弁当はどうやって持って来たんだ?」
「それは秘密ですぅ。」
「・・・・・ポケットよ・・・・・」
「えぅ〜、それは秘密なんですぅ〜。」
「・・・・・KANON七不思議の一つ、栞のポケットよ・・・・」
「そんな事言うお姉ちゃん、嫌いですぅ〜」
「あ、そう、じゃあ、あたしと祐一は学食に行くからこのお弁当は栞一人で食べるのね。行きましょ、祐一。」
「えぅ〜、ごめんなさいですぅ〜、お姉ちゃん、見捨てないで〜」
「解ればいいのよ、さ、時間も少なくなるから食べましょう。」
「・・・・・さすが姉妹、会話に入って行けなかった・・・・」
「はい祐一、あ〜〜ん(はぁと)」
「お姉ちゃん、私にもさせてください〜」

結局今日も二人に強引にほとんどを食べさせられるのか・・・・

「う〜酷いよ祐一〜私待っていたんだからね〜」

オチは必要かな?


「放課後よ、祐一。」
「香里・・・」
「お約束みたいだから・・・」
「か、可愛いぞ〜〜」
「あん、いきなり抱きしめないでよ・・・」
「そのままでいるっていうのは、嫌じゃないって事だよな、香里。」
「・・・・・・・・馬鹿・・・・・・」

後ろでクラスの連中と名雪が騒いでいるが、ほっとこう。

「部長になったのは失敗だったお〜〜〜〜〜〜〜〜」

と、部員に引きずられていった名雪を置いて俺は美坂姉妹と商店街に向かう
香里は自分の居場所とばかりに折れの腕にしがみついている

「ナレーションはいいけど、美坂姉妹ってひっくるめた言い方はやめて欲しいわね。」
「そうですよ、祐一さん。」
「ぐはぁ・・・又口に出していたか・・・」
「もう慣れたわよ・・・」

三人でも遊べるって事でゲームセンター、もぐらたたきの姉妹対決は楽しかったが
今は、これだけ、そのうち改訂で追加するはずだろうって・・・俺は何言ってるんだ?

「それを言ってはいけないのよ、祐一・・・」



「朝、朝よ、あ・さ、栞起こして学校行くわよ・・・」
「ん・・・・・」

今日も香里の声の目覚ましで起きた俺はめざましを止めようと、手を伸ばす・・・
しかし、今の声は耳元で聞こえた気がする・・・
伸ばした手を誰かが掴み、頬をすりすりする感触・・・・
うっすらと眼を開けるとそこには香里の顔

「なんだ、香里か・・・・・・か、かかかかかかかか香里!!」
「おはよう、祐一、そんなに驚かなくってもいいじゃない。」
「あ、すまん、なんでここにいるんだ?」
「忘れたの?夕べ祐一が作ったカレーを栞が無理に食べてダウンしたものだから結局泊まったの。」
「お〜そうだった、そうだった、栞も辛いの駄目なら先に言ってくれれば良かったのにな。」
「祐一が作ったものだから、って無理して食べなくてもよかったのにね。」
「香里、香里はどうだった?俺のカレー。」
「はっきり言って、くやしいけどあたしのよりおいしかったわよ、
男の人が凝るとおいしいのを作るって、ほんとだったのね・・・」

そうだ、ここでとっておきの最新情報を教えよう、
パーマだ天然だの言われる香里のなみなみな髪の秘密はな〜んと・・・

「寝る時に三つ編みにしてるだけよ、な〜にが最新情報なんだか・・・」
「香里・・・・(うるうる・・・)」

ふふ、っちょっとイジワルだったかな?これで許してね、

「・・・・ん、」
「んんっ、・・・許す。」

そういえば、俺も香里も裸だな・・・

「・・・・」
「な、何?じっと見つめて・・・」

香里は布団を奪うと体にまとう・・・

「いっただっきま〜す」
「きゃあ・・・ちょっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あんっ・・・・・・

朝から元気だよな、俺って・・・

「はぁ〜・・・ケダモノよね・・・・」
「って、計算して早く起こしたくせに。」
「バレた?」

着替えた俺達はそろって名雪をたたき起こす

「今日はどうやるの?」
「そうだな・・・・(にやり)」
「な、・・・何か嫌な予感が・・・・」

まずは、ゆっさゆっさと名雪を揺らす

「・・・うぉ〜・・・地震だお〜・・・・」
「・・・・ま、いつも通りね・・・」
「名雪〜おきろ〜!でないとここで香里とするぞ〜」
「ちょ、ちょっと!何言って・・・・んんっ・・・・・」
「んっ、香里ってキスが好きだよな〜」
「なに言ってるの・・・祐一が好きなんじゃない・・・」
「いいだろ・・・」
「ここでは駄目よ・・・」
「いいじゃん、しよ。」
「しよ、じゃないわよ、しよ、じゃ・・・あん・・・・」
「・・・わわわわわわわわわわわ駄目駄目駄目駄目!!!!!」
「よし、起きたな?」
「効き目抜群ね。」
「え?え?え?え?え?え?」
「じゃ、名雪、俺達は下に行ってるぞ、」
「・・・・う〜・・・・酷すぎるよ、この起こし方は・・・・・」

リビングではすでに秋子さんがすでに朝食の準備をしていた。

「おはようございます、祐一さん、香里ちゃん。」
「「おはようございます、秋子さん。」」
「あらあら、仲がいいわね、妬けちゃうわ。」

二人で真っ赤なのは言うまでもない

どたどたどたどた・・・・どんがらがったんたん・・・・

「あぅ〜・・・おはよ〜」
「真琴、今日も元気だな。」

どたどたどたどた・・・・・どっこ〜〜〜〜〜ん・・・・・・

「うぐぅ・・・・おはようございます・・・」
「あゆ・・・いつのまに泊まっていたんだ?」
「うぐぅ・・・・夕べからいたよ〜」
「モグちゃん見たいな衝突音だったわね。」
「うぐぅ・・・モグちゃんって何?」
「古いぬいぐるみ劇のケロヨンに出てくるモグラのモグちゃんよ。」
「香里、何故そんな昭和40年代のTV番組を知ってるんだ?」
「秘密」
「だから・・・」
「秘密」
「気になるのだが・・・」
「秘密」
「そんな事言う人は・・・」
「人は?」
「こうだ〜〜〜〜んっ」
「んんっ、・・・・・・・・」
「あぅ〜朝から何やってんのよ〜」
「「・・・・・・・・・」」
「うぐぅ・・・生ではじめてだよ・・・」
「・・・・あらあら、けっこう長いですね・・・」
「あぅ・・・舌絡めてる・・・・」


とてとてとてとて・・・・・たんたんたんたん・・・・

「お姉ちゃん、祐一さん、秋子さん、あゆさん、真琴さん、おはようございます〜・・・」
「「「あっ、」」」
「「「・・・・・・・・・・・・」」」
「そ・・・そんな事朝からする人は・・・こうですぅ〜」

栞は秋子さんの手から(何故持っていたのだろう?)じゃむをひったくると
俺の口に流し込んだ・・・・

「お・・・おれんじのじゃむ・・・・・・がくっ・・・・・」

















・・・ねえ、祐一・・・栞は楽しい日常を味わえたかしら・・・
・・・










end


えぴろーぐ

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