<前回のあらすじ>こみパの打ち上げパーティーではじけたあげく、

迷惑をかけたと、俺の部屋へきて瑞希・詠美をつれて麻雀をはじめた

由宇。しかし、由宇はそんな殊勝なやつじゃなかったのはいうまでもなく……

「な、な、な、な、何するのよ、この温泉パンダ!」

「きまっとるやろ。脱ぎ」

「な?なんであたしが脱がなきゃならないのよ!?」

「脱衣麻雀だからや」

「…………」
「…………」
「…………」
「…………」





「「「ええええ〜〜〜〜っ!!!!」」」











ばとる いん ざ 猪之坊旅館!!







「さ、わかったらとっとと脱ぎ」



そういって詠美のガウンに手をかける。



「そ〜〜〜れ、詠美ちゃんさま、1枚脱ぎやあ!」

「ふみゅ〜〜〜ん」



その下は赤いパジャマを着ていた。



「さ、寒いじゃないのよ、温泉パンダ!」

「それがいやだったら、あがればええんや。それとも、

詠美ちゃんさまは麻雀もよう出来へんのかいな」

「わかったわよ!上がればいいんでしょ、上がれば」





…………よくよく考えたら、今、夜なんだよな。

みんなパジャマに着替えてるわけで……ってことは……









普段着よりも薄着じゃん!!!!(核爆)







つ、つーことはだ。

一回上がりで一枚脱ぐわけだし、もしかすると1半荘だけで







すっぽんぽん







の可能性もあるわけで…………



「ちょ、ちょっと、聞いてないわよ、そんな話」



あ…………瑞希



「あ、あたし、抜ける」

「ちょっと待ちいや、瑞希っちゃん」

「な、何よ、あたしはいやだからね!」

「ここで抜けるんならこの場で全部脱がす」

「えっ…………」

「要は負けなけりゃええんや!せやろ、瑞希っちゃん!」

「そ、そんな…………な、何とかしてよ、和樹!」

「ほほう……いとしの和樹に救いを求めたか…………

和樹、さっきウチが言った事、まさか忘れてへんよなあ」



由宇がさっき言ったこと……





「……あんた、逆らうんなら地獄やけど、 黙っとったら天国見せたるわ。





だったっけか。



「わ、忘れてないって」



心なしか声が上ずってる。

由宇が言うと、マジで大阪湾に浮かびかねんし……

け、決して、瑞希の身体が見たいって理由じゃないからな!



「それにな…………男の身体って、興味あらへん?」



…………何?今、なんつった、由宇…………?



「おとん以外の男の身体を見る絶好のチャンスやないか!

せやろ、詠美、瑞希っちゃん!!!」



瑞希と詠美は、この一言で黙りこくってしまった。

下向き加減でこっちをチラチラ見てやがる。







…………もしかして、マジで?







部屋には暖房が入ってないにもかかわらず、

俺の顔には大粒の汗が浮かんでいた。



「どした、和樹。顔色わるいで」

「え、いやあ………」



まずい。これは意地でも、負けるわけにはいかねえ。

女3人の前で男が剥かれる……末代までの恥だ(汗)











そして妙な雰囲気になったまま、

東2局。親は詠美で再開した。



こうなると、もはや大きい手はみんな狙ってこない。

安めの早上がりを狙ってくる。





うむ、脱衣麻雀の基本だな(爆)





途中経過ははしょるが(おひ)、現在オーラス。親は由宇。

ちなみに、俺以外の3人の娘さんが身につけているのは下着1枚だけ。

片手で胸を隠しながら打っている。

う〜ん、これがコタツだったら……片手で牌をつむのは難しいから…………





う。鼻血でそう(爆)



たまらん、たまらん、 たまらんぞーー!!!!(核爆)





「和樹」

暴発しかかっていた俺に由宇が

「その西、ロンや。国士無双で役満や♪ 48000な」







………………へ?

もしかして、俺、とんだ?







そう思ってこわごわ由宇の方を見ると……



「さあて、和樹。とんだんやろ。 脱いでもらおか。全部な



「ちょ、ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待て!」



「自分で脱がへんのやったら……手伝ったるわ!



































しくしく。お婿に行けない………………………………………………





<続くんです> [PR]動画