大正追奏曲 大正浪漫は、あはは〜っ、ですよ〜

さいごっ、ですよ〜

「祐一さん・・・・」
「そんな顔しないで下さい、佐祐理さん。」
「お父様っ、」
「祐未・・・・」

まだ幼い娘の頭を撫でながら、祐一は黙っている息子に声をかけた。

「一弥。」
「はい。」
「二人を頼むぞ?」
「戻って来るまでの限定でしたら。」
「言う様になったな?」

ニヤリと笑みを向ける祐一。

「これでも、戦闘機隊を率いてる立場ですからね。」
「ならば、相沢一弥少尉、愛する家族の護衛を命ずる。」
「了解しました、相沢祐一少将、御武運を・・・・」






飛龍型中型空母瑞龍を旗艦とする、極秘艦隊の司令相沢祐一少将は、
大本営に左右されず独自の行動により神出鬼没の活躍で大東亜戦争を戦いぬくが、
連合軍の圧倒的物量の前に力尽きる。







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